STRECKER社のサクセスストーリー 従業員の最適な安全性を考慮した
ソリューション
吊り下げワイヤーコイルの突合せ溶接-STRECKER社は、溶接ヘッドを接合するワイヤの端部のごく近くまで接近させられる縦型仕様の機械を用いて、作業工程全体を大幅に簡略化しました。
この機械は、クランプ装置の中のコイル半径内でワイヤーを油圧式にクランプするように設計されているため、事前の矯正が不要となります。縦型仕様の自動バリ取り装置「SS」の付いたこの電気式ダブルバット突合せ溶接機械は、多くの利点をもたらします:
Strecker社の革新
Strecker社製SS120-FPC縦型
成果
特に自動バリ取り装置の付いた溶接機械の採用によって、とりわけ作業時の安全性が大幅に向上しました。例えば、従業員の目に異物が入り治療が必要になるといった手作業によるバリ取り中の事故は、この設備が稼働して以来ほぼゼロにまで減少しました。
また、溶接機械での作業に力を使う必要が減り、手動の作業が楽になり、全体の作業工程が軽減されたとオペレーターからも評価されています。
また、熱の影響を受けた材料を溶接バリに押し込み、そうして溶接シームの外へと押し出す2つの据え込みプロセスを有する溶接工程では、溶接接合部の品質が非常に高くなるため、溶接割れを低減することができました。