インバータ電源の場合、溶接変圧器には約1 kHz~4 kHz(中周波)または約20 kHz(高周波)の交流電圧が供給されます。
本質的に大きい制御速度が有利です(1 kHzのインバータでは、50 Hzの溶接電流制御装置の場合に10 msであるのに対して、パワーコントローラの応答時間は0.5 msになります)。インバータ溶接のさらなる技術的有利点は、溶接変圧器の重量がより軽いことであり、そのため、既存の施設にモジュール形式で溶接変圧器を組み込むことが可能で、これによって特に、低い抵抗の小型二次回路が実現されます。
中周波溶接の技術は、新しい溶接機械だけに限らず、すでにお客様のお手元にある旧型の溶接機械の換装も可能です!